どうも こひなた花 です。
今回は最新のウッドショック事情について話していきたいと思います。
ウッドショックとは
2020年夏、アメリカから広がった木材高騰の波の事を言います。
コロナ渦対策で住宅ローン金利を下げたうえ、テレワークなどの普及で
郊外の住宅需要やリフォームを増やしたことにより世界中で木材の需要が上がってしまったのです。
それにより日本への木材の輸入も減り、予定通りに住宅が建たないと騒がれていました。
しかし、2021年6月になって様子が変わってきました。
木材バブルは弾けた?
アメリカの木材価格は2021年6月に比べて7月は50%も暴落し
下げ幅としては過去最大を記録しました。
この下げ幅の原因は、あまりにも木材が高騰し消費者がリフォームなどを控え始めたうえに
コロナの波が落ち着きだし、経済活動が本格的に再開し、旅行などに消費が回るようになったからとされています。
日本の木材は?
では、日本の木材の状況はどうなっているのでしょうか?
日本は輸入木材の高騰を受けて国産木材の価格も上昇しています
日本にウッドショックの波が来たのは2021年3月
アメリカから半年以上遅れてやってきた
日本の林業はその仕組み上すぐに増産するのは難しく
契約状況や伐採届の申請、人員・機材の確保などを考えると
最低3か月はかかると言われていて
実際2021年6月からようやく増産していったのです。
しかし、その矢先アメリカが暴落しました。
今後林業はどうなってしまうのか・・・
今後もし輸入建材の価格も下がったら、供給量が増え
国産材建材の価格も下がってしまいます。
増産した矢先にアメリカの暴落・・・
そして中国の恒大問題・・・
これはいったいどうなってしまうのか・・・?
中国の恒大企業の経営危機問題は中国の不動産事業の低迷になり
世界経済にも大きく影響してきています。
これは、木材価格のさらなる下落にも大きく関係していき今後日本の林業もどうなっていくのか
不安なところです。
現在、2021年9月30日までに住宅購入等を契約された方には住宅ローン控除13年契約が付いているので
駆け込みで契約されている方が増えています。
しかし、将来購入を検討されている方もそんな焦らずにいても大丈夫だと思います。
この世界の動向でウッドショック状態はどうなっていくのか注視していかなければならないですが
今はじっと耐えてこの騒動が落ち着いてから検討されても大丈夫だと思います。
(住宅購入を推進していくための国の新たな施策が施されると思いますので)
しかし、将来検討されている方は、土地だけでも押さえておかないと
もう土地がない問題+土地高騰問題が発生していきますので
土地のみは良い所を確保しておいた方が良いかもしれませんね
まとめ
ウッドショックの波は終わりつつある傾向
中国恒大企業の今後の動向は?
国が打ち出す今後の住宅購入推進施策は?
購入したい土地は残っているか?
等の問題を注視して賢く住宅を購入するか、しないか
よく考えて行動しましょうね^^
では、今回はここまで
みなさんの未来が明るくなりますように
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