【子供にも教えたい】NISAって始めた方がいいの?200年の株式市場の歴史が教えてくれること

お金の勉強

結論:NISAは「今すぐ始めるべき」未来の自分へのプレゼントです

「NISAってなんとなくお得って聞くけど、本当にやるべき?」
そんな疑問を持っている人にこそ伝えたいのが、株式市場200年の歴史が語る「増え続ける資産」という現実です。


なぜNISAを始めるべきなのか?~歴史が示す「長期投資の強さ」~

アメリカの株式市場は、過去200年という超長期のデータがあります。

  • どこの20年間を切り取っても、株価は上昇しています。
  • 大恐慌、リーマンショック、コロナショックがあっても、最終的には右肩上がり
  • 年平均リターンは約7〜10%

つまり、「時間を味方につければ、リスクを抑えて資産を増やせる」ことが実証されているのです。

このどこの20年を切ってもというのがポイントです。

どんなに下がったって、20年の長期で運用すれば右肩上がりだったって事です。

このデータを参考にすれば、投資という心配なフレーズへの不安感は解消されると思います。


NISAってそもそも何?なにがすごいの?

NISA(少額投資非課税制度)は、投資で得た利益が非課税になる制度です。

  • 新NISA(2024年~)のポイント
    • 年間360万円まで投資できる
    • 投資で得た利益が非課税(通常20.315%かかる税金がゼロ)
    • 投資枠は生涯1,800万円まで
    • 早く始めれば始めた分有利!

つまり、「早く始めて長く運用する」人ほど恩恵を最大限に受けられる制度なんです。


どこでNISAを始めるべき?

口座を開設する証券会社は、ネット証券一択です。理由は、手数料が安く、商品が豊富だから。

対面式の銀行での証券口座は、優良な投資信託商品も少なく信託報酬が高いため絶対にオススメしません!

(※信託報酬は後半で詳しく説明しますね!)

もうすでに地方銀行でNISA口座のお持ちの方でも、ネット証券に移行できるので全然心配しないでください!

おすすめの証券会社3選

証券会社特徴おすすめポイント
楽天証券ポイント投資が人気楽天経済圏と相性抜群。つみたて設定も簡単
SBI証券国内最大手ネット証券投資信託の数が圧倒的に多い。Tポイント投資も可
マネックス証券米国株に強い米国株好きやiDeCoとの連携にも強みあり

📦 NISA口座は“ただの箱”です!中身を間違えると意味がない!

「NISA口座を作ったから安心!」
…ちょっと待ってください!

NISA口座は、あくまで**投資の利益が非課税になる“特別な箱”**であって、それ自体が増えるわけではありません。

🧠 たとえるなら…

NISA口座 = 冷蔵庫
投資信託や株式 = 中に入れる食材

冷蔵庫を買っても、中に腐った食材を入れたら意味がないですよね。
それと同じで、NISA口座にコストが高い商品や増えにくい商品を入れてしまうと、せっかくの非課税メリットが台無しになってしまいます。

❌ よくある失敗例

  • 信託報酬が高い投資信託を買ってしまう
  • 利回りの低い定期預金型の商品をNISAで保有している
  • 勧められるままに“保険型投資信託”を買ってしまう(特に対面販売)

→ 結果、「NISAって全然増えないじゃん」という誤解が生まれてしまいます。

何を買えばいいかは、次に解説します!

どうやって始めればいいの?

  1. ネット証券に口座開設(マイナンバーカードが必要)
  2. NISA口座を申し込む
  3. 積立設定 or スポット買付で投資スタート
  4. 買うなら「全世界株式」「S&P500」の投資信託がおすすめです。
  5. でもここで気をつけて欲しい点は、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を買うこと
  6. 大事なのはこの「eMAXIS Slim」とついている点です。他にも同じような名前があるので紹介します。

📈 S&P500連動型インデックスファンド比較

ファンド名運用会社信託報酬(年率)純資産総額特徴
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)三菱UFJアセットマネジメント0.0814%約7兆円低コストで人気No.1。直接米国株に投資。
SBI・V・S&P500インデックス・ファンドSBIアセットマネジメント0.0938%約2兆円バンガードETF(VOO)に投資。SBI証券限定。
iFree S&P500インデックス大和アセットマネジメント0.2475%約3,500億円早期から提供。やや高コスト。

🌍 全世界株式(オール・カントリー)連動型インデックスファンド比較

ファンド名運用会社信託報酬(年率)純資産総額特徴
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)三菱UFJアセットマネジメント0.05775%約5.7兆円低コストで人気。MSCI ACWI連動。
楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天VT)楽天投信投資顧問0.162%約5,500億円VTに投資。楽天ポイント利用可。
SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま)SBIアセットマネジメント0.1102%約2,400億円複数ETFに分散投資。
たわらノーロード 全世界株式アセットマネジメントOne0.10989%約1,100億円安定した運用実績。

同じS&P500・全世界株式(オール・カントリー)でも信託報酬が全然違うんです。

気をつけるべきは信託報酬が低いファンドを選ぶということです。

なのでオススメするのがeMAXIS Slimシリーズです。圧倒的に信託報酬が違うのが分かります。

💰 信託報酬とは?かんたんに言うと「ファンドの運用手数料」

投資信託には「信託報酬(しんたくほうしゅう)」という手数料がかかります。これは、

あなたの代わりに、ファンドの運用や管理をしてくれる運用会社に支払う手数料

のことです。

📌 ポイント

  • 毎年、自動的に資産から引かれる
  • 金額として見えにくいが、長期で見ると大きな差になる!

👀 信託報酬は“少しの違い”が“将来の大きな差”になる

たとえば、同じ100万円を年5%で運用したとしても、

信託報酬20年後の手取り額(差額(概算))
0.1%約265万円(元本+利益)
1.0%約220万円(元本+利益)
⇒ 差額約45万円も手取りが違う!

つまり、信託報酬が0.1%違うだけでも、数十万円の差が出ることもあるんです!

そして、今回は100万円だけの話なので、これが500万だとしたら概算で225万円も違うということ!

自分のお金を大事にできるのは自分だけ

こうなればなにを選べばいいかわかりますよね!


まとめ:NISAは未来の自分への「仕送り」

NISAは「今の自分」が「未来の自分」に仕送りをしてあげる制度です。

時間は最大の武器。
20年、30年後の自分が「ありがとう」と言ってくれるために、
今日が一番若い日。始めるなら今がベストです。

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