──でも、その努力はむだじゃない。
あなたにも、こんな気持ちありませんか?
- 子育て、仕事、家事…ちゃんとやってるのに、誰にも気づかれない
- 頑張っても評価されない、報われない
- 「どうせやってもムダじゃない?」と思ってしまう瞬間
子どもも、大人も、「がんばったのにダメだった」経験を必ずします。
だからこそ、「その努力には意味がある」という視点を持ち直すことが、とても大切です。
がんばったのに報われない理由とは?
原因 | 解説 |
---|---|
結果がすぐに出るとは限らない | 成果は「タイムラグ」で返ってくるものも多い |
評価が他者まかせになっている | 他人の反応で自己価値を測ると疲れやすい |
「がんばり」と「報われる」が直結していない | 努力は“結果”より“変化”を生むことに価値がある |
自分にも子どもにも伝えたい「がんばりの価値」
✅ 1. がんばったことで、自分の“内側”が変わっている
- 続ける力
- 耐える力
- 感情を整理する力
- 誰かを応援できる優しさ
成果が出なくても、あなたの「心の筋力」は確実に強くなっている。
何事も継続力にはかなわない、続ける力を育てるのは本当に大事
すぐにあきらめさせる癖はなるべくつけないようにしてあげましょう。
✅ 2. 結果よりも「過程」が未来をつくる
子どもにはよくこう伝えます:
「100点を取ったこと」より、「間違いをなおした経験」の方が、ずっと価値があるよ
同じことは大人にも言えます。
「報われなかった努力」こそが、次に“本当に必要な力”を育ててくれている。
人生に「失敗」なんて滅多(めった)な事ではありません。
すべての経験は人生の糧(かて)になり、その子の人生を豊かにしてくれるもの
子供だって、大人だって初めての経験はうまくいかない事ばかり
何度も経験して上手にできるようになるということを子供と共有してください。
そして、親も何事にもチャレンジしてみてください。
あなたの姿勢を子供が真似て、何事にもチャレンジする子供に成長するでしょう。
✅ 3. 「むだじゃなかった」と思える日が、いつか来る
今は意味が見えなくても、数年後に「あのとき頑張ってよかった」と思える瞬間が、
ふいにやってきます。
努力は、いつか“信頼”や“実力”として蓄積される。
すぐに咲かなくても、種はちゃんとまかれているんです。
子どもにどう伝える?
子どもが「もうムダ」「意味ない」と落ち込んでいるとき、
大人がかけられるのは、こんな言葉です:
- 「がんばったことは、ちゃんと力になってるよ」
- 「思うようにいかないときも、それが“今の正解”なのかもね」
- 「結果じゃなくて、“どう向き合ったか”を私は見てるよ」
大人にこそ必要な問いかけ
- 誰のためにがんばってる?
- その“報われる”って、誰が決めてる?
- あなた自身が、自分の努力を認めてる?
他人や社会に評価されなくても、
“自分が価値を見いだせるがんばり”を大切にすること。
それが、真の自己肯定感につながります。
まとめ|報われないように見える努力も、意味がある
- 努力の価値は「結果」だけで測れない
- 自分の“内側”を育てていると気づくこと
- 子どもにも「結果より向き合い方」を伝えよう
最後にひとこと
わかってくれなくても、成果が出なくても、
「それでもやろう」と思ったこと自体が、あなたの強さです。
がんばったあなたへ。
報われなくても、その努力は、確かにあなたを育てています。
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