なんでこんなに言ってるのにやらないの?
「早く着替えなさい!」
「宿題やったの!?」
「もう何回言ったらわかるの!」
…気づけば毎日、同じことを繰り返していませんか?
そんなとき、ママの心に湧いてくるのは「なんでわからないの?」というモヤモヤ。
でも、実はそこにはちゃんとした理由があるんです。
子どもが「やらない」本当の理由
理由 | 解説 |
---|---|
理解できていない | 「やるべきこと」が具体的にわかっていない |
タイミングが悪い | 夢中になっている遊びを中断できない |
自信がない | 失敗がこわくて動けない |
ママの声が「騒音」になっている | 何度も怒られると、心がシャットダウンしてしまう |
「やらない」=「反抗」や「なまけ」ではないことがほとんど。
子どもなりに理由があるんです。
解決のヒント1|やることを「具体的に」伝える
❌ 「早くしなさい!」
⭕ 「今から3分以内に、ランドセルをリビングに持ってきてね!」
子どもには、具体的な行動を伝える方がわかりやすいです。
✅ 何を
✅ どこで
✅ いつまでに
これをセットで伝えると、子どもも動きやすくなります!
解決のヒント2|タイミングを見て声をかける
子どもが何かに夢中なときに指示をしても、ほとんど耳に入りません。
❌ 「今すぐやって!」(遊び中)
⭕ 「これが終わったらお片付けしようね!」
子どもの区切りを尊重して声をかけるだけで、スムーズに動き出せることもあります。
解決のヒント3|できたことをちゃんと認める
やっと動いたときに、
「やっとできたね!」
「もっと早くすればいいのに!」
と言いたくなる気持ち、ありますよね…。
でもここはぐっとこらえて、
✅ 「できたね、よかったね!」
✅ 「がんばったね!」
と動けたことを認めるのがコツです。
そうすると、子どもは「またやってみよう!」と思えるようになります。
解決のヒント4|ママ自身のストレスをためない
ママが疲れていると、声かけもイライラになりがち。
だから、
- できない日があってもOK
- 怒りたくなったら深呼吸
- 自分を責めず「しょうがない」と思う
そんなふうに、ママ自身を大切にすることも忘れないでくださいね。
まとめ|「やらない」には必ず理由がある!
- 子どもは、悪気があってやらないわけじゃない
- 具体的に、タイミングよく、やさしく伝えよう
- 少しでもできたら、たくさんほめてあげよう
- ママも、完璧じゃなくていい!
あなたの声は、ちゃんと子どもに届いています。
すぐに反応がなくても、心の中には、少しずつ育っているんです。
焦らず、少しずつ、一緒に歩いていきましょうね。
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