【必見】「お金持ち」になるための秘密がこの一冊に!親子で学べる驚きの真実とは?

お金の勉強

皆さん、お子さんから「どうやったらお金持ちになれるの?」と聞かれたら、どう答えますか?

「お勉強を頑張りなさい」「好きなことを一生懸命やりなさい」…色々な答えがあるでしょう。

しかし、この度ご紹介する橘玲(たちばなあきら)さんの著書

『親子で学ぶ どうしたらお金持ちになれるの?』

には、その質問への「明確な答え」が記されているんです!

この本は、お子さんが小学生からでもぜひ読ませたい一冊。

もちろん、大人にとっても目からウロコの情報が満載で驚きがたくさんあります。

今回は、この本の魅力と、私たちが学ぶべき重要なポイントを3つに絞ってご紹介します。

1. お金持ちは「1 + 1 = 2」で考える!

実は、私たちが生きる市場経済の世界は、「1 + 1 = 2」と合理的に考えられる人がお金持ちになれる仕組みになっています。

え、そんなの当たり前じゃないか、と思いますよね?

しかし、多くの大人は「1 + 1 = 3」や極端な場合は「100」になると思っていることがあるというから驚きです!

こうゆう人たちは「カモ」として、詐欺師たちの格好の餌食にされてしまいます。

例えば、「毎日たった5分で月30万円稼げます!」という詐欺に騙されてしまうのも、この「1 + 1 = 2」の合理的な思考ができていないから。

冷静に計算すれば、月に2時間半の作業で月30万円は不自然だと気づくはずです。

この「1 + 1 = 2」という事実を元に未来を考えられるようになれば、ライバルたちに経済的に大きな差をつけられると本書は教えてくれます。

子供の頃からこの考えを知っていたら「今頃どうなっていたんだろう?!」と思う知識が詰まっています。

2. 人生で本当に大切な「複利」の仕組み

「お金はどのように増えていくのか?」

人生で本当に大切な事。この問いへの答えは「複利」の理解にあります。

複利とは、お金が時間をかけて「雪だるま式」に増えていく仕組みのこと。

最近話題のNISAや積立投資も、この複利の効果を実感できるものですね。

でも、この話を大人でも理解していない人が非常に多いです。

この複利の重要性を子どもに教えるのは難しいと思われがちですが、本書ではなんと「晩ご飯の片付けゲーム」で楽しく学べる方法が紹介されています。

晩御飯の「100円お片付けゲーム」

子どもに「複利」の仕組みを楽しく教えるためのものです。

•ゲームのルール:晩御飯の片付けをすると、1日100円のお小遣いがもらえます。

•この100円はすぐに使うことも、貯めておくこともできます。

•お金を1日貯めておくと、その金額の1割が「おまけ(利息)」として追加でもらえます。

ゲームの結果(30日間続けた場合)

•毎日100円をすぐに使った場合: 最終的に手元に残るのは最後の100円だけで、合計3,000円をゲットすることになります。

•100円を貯め続けた場合: 30日目にはなんと1万6,000円にもなります。

教訓: 毎日使ってしまった場合と比べて、貯め続けた場合は160倍もの経済格差が生まれるという衝撃を子どもに与えます。

このゲームを通じて、小さな差が後々大きな差になることを実感させ、複利(おまけがどんどん付いてお金が増えていく仕組み)の重要性を楽しく学ぶことができます。

毎日100円のお小遣いをすぐに使ってしまう場合と、1割の「おまけ(利息)」をつけて貯め続けた場合では、たった30日でその差はなんと160倍にもなるんです!この話は大人にも響くと思うのですが、この衝撃的な体験を通じて、子どもたちは「少しの差が後々大きな差になる」ことを実感し、貯蓄のモチベーションを高めることができるでしょう。

さらにこの複利の考え方は、お金だけでなく「勉強」にも当てはまります。

「なんで宿題しないといけないの?」という子どもの質問にも、複利を使って「宿題をサボると、ちゃんと宿題をやっている友達との差が複利で開いていくんだよ」と説明できるのです。

足し算ができないと掛け算ができない。ひらがなを覚えてないと漢字も覚えれられない。

このように、日々の小さな学びの積み重ねが、最終的に大きな成果を生むのが「勉強の複利」なんですね。

3. 「成功確率」で考える仕事選び:ロングテールとベルカーブ

もしお子さんが「将来YouTuberになりたい!」と言ったら、あなたはどう答えますか?本書では、この質問に対する素晴らしい答えが用意されています。それは「圧倒的な努力をしても成功できるのはごく一部だけど、本当にやりたいなら応援するよ」という言葉。

この言葉を理解するには、「ロングテールの仕事」と「ベルカーブの仕事」という2つの概念を知る必要があります。

•ロングテールの仕事

恐竜の尻尾のように、先端に行くほど到達できる人が少ない仕事です。

プロスポーツ選手、起業家、歌手、俳優、漫画家、そしてYouTuberなどがこれに分類されます。

特徴:成功すれば莫大な富と名声が得られるが、ほとんどの挑戦者が競争から脱落していく。

成功確率は極めて低い(YouTuberは0.1%以下とも)。年末ジャンボ宝くじのようなものです。

ロングテールの仕事は初めは、部活や趣味・特技など分母も大きいのですが

プロの世界に入ってしまうと成功者の数がごくわずか「選ばれし者たちだけが君臨する世界」になってしまうそんな職業たちです。

•ベルカーブの仕事

医者、弁護士、エンジニア、研究者など、専門家と呼ばれる職業がこれにあたります。

特徴:専門家になれば平均以上の収入が得られるが、大富豪にはならない。

大学などの学歴があると専門家になりやすい。成功確率はロングテールに比べて格段に高い(専門職は20%程度と200倍も高い)。

当たりがたくさんある宝くじのようなものです。

本書では、仕事を選ぶ際に「成功確率」で考えることの重要性を強調しています。

そして、お金持ちになるためには「生涯の収入が最大になるように人生を設計する」ことが大事だと伝えています。

スポーツ選手は20年ほどしか活躍できませんが、医者や弁護士は健康であれば何十年も働き続けることができ、結果的に生涯収入は圧倒的に大きくなる可能性が高いのです。

子どもの夢を応援しつつも、このロングテールとベルカーブの現実、そして長く働ける仕事の価値を教えてあげること。

これが親として子どもに伝えたい大切な視点だと言えるでしょう。

まとめ

『親子で学ぶ どうしたらお金持ちになれるの?』は、単にお金の増やし方を教えるだけでなく、合理的思考、地道な努力の重要性、そして現実的なキャリア選択の視点まで、人生を豊かにするためのエッセンスが凝縮された一冊です。

ギャンブルをしてはいけない理由、お手伝いをしないといけない理由など、子育てにおける「あるある」を元に、親子で楽しくお金について学べる内容が、非常に分かりやすく書かれています。

この本を親子で読み、お金と人生について話し合う時間は、きっとかけがえのないものになるはずです。ぜひ一度手に取って、その魅力を実感してみてください!

コメント