【5歳〜10歳パパママ必見!】「中間反抗期」って知ってる?

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お子さんが最近、急に口答えが増えたり、物を乱暴に扱ったり、言うことを聞かなくなったりしていませんか?

今回も、小学校教員歴20年の元小学校教諭のYouTuber「キャリーI教育応援家 教育を熱く応援する」さんのお話を参考に「中間反抗期」についてお話していきたいと思います。

もし、お子さんが5歳から10歳くらいの年齢なら、それは「中間反抗期」かもしれません。

この時期は、子どもが親から自立し、親が子離れをするための「神様からの試練」であり、決してマイナスに捉えるべきものではありません。

むしろ、子どもの心が大きく成長している証拠だと、前向きに捉えることが大切です。

自分では忘れていると思いますが、自分が子供の頃も感情の居所が分からず、自分自身でもどうしていいかわからない状態があったと思います。

その中で、子供は自分の感情と戦って心をコントロールする練習をしているのです。

そんな時に、「なんでこんなこともできないの!?」「なんでいうことが聞けないの?!」( `ー´)ノと

怒ってしまうのではなく、パパママは(あーこれが中間反抗期ってやつか(^-^))

(あたたかく見守ってあげなきゃな)という気持ちでパパママは子供と接してほしいのです。

中間反抗期ってどんな時期?

反抗期と聞くと、多くの人が中学生の頃の「ほっといて!」という態度を思い浮かべるかもしれません。

これは「第二次反抗期」と呼ばれています。

そして、2〜3歳頃の「いやいや期」は「第一次反抗期」。

今回テーマとする「中間反抗期」は、その間の5歳から10歳頃、幼稚園から小学校中学年くらいまでの間にやってくる、心がデリケートになる大切な時期です。

この時期、子どもは「物心」がつき始め、自分の意思や意見を持つようになります。

今まで自分とだけ向き合えばよかったのが、友達、先生、大人、そして兄弟など、周囲の人が見えるようになり、環境の変化(入学式、習い事など)も増えることで、心が非常にデリケートになるのです。

そして、デリケートになった心の中では、「自分で考えて行動したい」という気持ちが強く芽生えます。

「なんでも自分でやりたい」「過干渉はやめてほしい」「友達のことは自分で決めさせてほしい」といった思いが出てくるのです。

「外ではいい子、家ではわがまま」コレは正常な証拠

中間反抗期のお子さんの特徴として、「外ではいい子なのに、家に帰ると口答えをする」「なんか最近、家では荒れてる…」と感じることがよくあります。しかし、これはごく正常な状態なのです。

子どもたちは、学校や習い事など、外のコミュニティで一生懸命頑張っています。

その分、家は「安心できるホーム」なので、安心できる場所で自分の気持ちを出したり、わがままを言ったりしてしまうのです。

このような行動を「欠点」と捉えるのではなく、「今、個性を伸ばし、成長している最中なんだな」と広い心で見守ってあげてください。

中間反抗期によく見られる行動と「ヘプ理論」

具体的に、中間反抗期の子どもたちは以下のような行動をとることがあります

•口答えやヘリクツを言う: 「分かってるし!」「やろうと思ってたし!」などと反論する。

•わざと人が嫌がることをする: 親の気を引きたい、注目してほしいというサインであることが多い。

•物に当たる: ドアを強く閉めたり、ぬいぐるみを投げたりする。

•嘘をつく・自虐的になる: 「どうせ僕(私)なんてできないし」といったネガティブな発言をする。

•無視をする・答えない: 質問されても返事をしない。

これらの行動は、多くの場合、子どもが「素直になれない」状態の表れであり、「へっ」や「プー」というおならのような、取るに足らないものと捉える「ヘプ理論」が提唱されています。つまり、いちいち真剣に受け止めず、「また言ってるわ〜」と受け流すくらいの心の余裕が親には必要なのです。

親が「絶対にやってはいけない」こと

子どもが中間反抗期に差し掛かった時、親が避けるべき対応があります。

•感情むき出しで怒り狂う: 「あんた何て言ったの!」「親に何てこと言うの!」と感情的に怒鳴り散らすこと。

•一方的に支配したり、過干渉をする: 「ママの言うことを聞きなさい」「大丈夫?これやった?あれ持った?」など、全てをコントロールしようとすること。

•子どもの話を聞かずに決めつける: 「どうせあんたが悪いんでしょ」「また友達に嫌なことしたんでしょ」などと、子どもの言い分を聞かずに判断すること。

これらの行動は、子どもの成長の機会を奪い、心を閉ざさせてしまう可能性があります。

親が「してほしい」こと:子どもの成長をサポートする5つのポイント

では、親としてどのように子どもをサポートすれば良いのでしょうか?

1.「傾聴(けいちょう)」する

ただ耳に入れるだけでなく、「14個の目や耳を持つ」ような気持ちで、子どもの心に深く耳を傾けることが大切です。子どもが本当に伝えたいこと、苦しんでいること、甘えたい気持ちなどを感じ取ろうと努めましょう。

・たまには二人きりでお風呂に入ったり、遊びに出かけたりする時間を作る。

・目線を合わせて「何かあったらいつでも聞くからね」と伝える。

2.「安心ホーム」を絶対安心空間にする

家の中が子どもにとって「何でも言っても大丈夫」「ママが大きな心で受け止めてくれる」という安心できる場所であることが何よりも重要です。家で素の自分を出せることで、また外で頑張るエネルギーを充電できます。

3.我が子の世界を大切にする

子どもの友達関係や、先生との秘密など、子どもには子どもの社会があります。

親が過剰に干渉しすぎたり、「あれはダメ、これはダメ」と支配的になるのではなく、見守る姿勢が大切です。

4.一番の共感者になる

「分かってるよ」「ママはあなたのこと、全部わかってるからね」と、共感の気持ちを伝えることが、子どもに安心感を与えます。

5.「絶対にダメ」なこと以外は見逃す(「ヘプ理論」の活用)

命に関わることや、人の心を徹底的に傷つけるようなこと以外は、「中間反抗期だから仕方ないな」「またヘプを言ってるな」という広い心で受け止め、いちいち反応しすぎないようにしましょう。

口答え、物を当てる、嘘をつく、無視するなどの行動は、子どもの心の成長の表れであり、許されない欠点ではないと理解することが重要です。

最後に

中間反抗期は、お子さんが大きく成長する「神様からのチャンス」です。

今すぐ完璧に対応しようとするのではなく、「今はそういう時期なんだな」「最近のあの行動は、成長のサインだったのか」と理解し、親が心の余裕を持つことが何よりも大切です。

今まさに「こうゆう状態だ!」というパパママは安心して下さい。

ただ、子供は一生懸命に成長していってるだけなんです。

「自分の子供の行動はおかしいんじゃないか?」

「将来このまま育ってしまったらどうしよう・・・」

そんな気持ちよくわかります・・・。

だって・・・わが家も、まさにその時期なので(^^;)

私もキャリーさんのこのお話を聞いて、すごく心が軽くなりました。

「この状態は変なんじゃないか?」と疑問に思っていたことも

「この状態は普通なんだ」と思えたことで「ヘプ理論」として心穏やかに見守る気持ちが少し芽生えたからです。

この時期に親がしっかりと寄り添い、適切に対応することで、子どもの自己肯定感は高まり、将来の反抗期もスムーズに乗り越えられる可能性が高まります。

なのでお子さんの成長を温かく見守り、サポートしてあげてくださいね!

ともに子供を見守ってあげましょう!!

↓「キャリーI教育応援家 教育を熱く応援する」さんの動画はこちら↓

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