【子供に教えたい】どうして宇宙飛行士の酸素は尽きないの?

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子供に教えたいシリーズ

こどもから質問された

「どうして宇宙飛行士の人は宇宙に長くいるのに、呼吸がずっとできるの?」

これはめっちゃいい質問ですね!!🌌👨‍🚀

私も知らなかった宇宙のお話を解説しますね!


宇宙には空気がない!

まず、宇宙って真空(しんくう)だから、空気がまったくないの。

だから地球みたいに「スーハー」って呼吸することができない😮‍💨

だから宇宙飛行士は、自分で酸素を持っていかなきゃいけないんだ。


🧪 どうやって酸素を手に入れてるの?

  1. 宇宙服の中には酸素タンクがある!
     → 宇宙船の外で作業するときは、リュックみたいな部分に酸素が入ってるんだよ。
  2. 宇宙船(や国際宇宙ステーション)では酸素を作ってる!
     → 水(H₂O)を使って、電気で分けて酸素を作ってるんだ!これを「電気分解(でんきぶんかい)」って言うよ。

  💧 水 →(電気)→ 酸素(O₂)+ 水素(H₂)

  酸素は吸って、水素は捨てたり、別のことに使ったりしてる!


♻️ 使った空気はどうなるの?

人が呼吸すると、酸素を吸って、二酸化炭素(CO₂)を出すよね。

だから宇宙船の中には、二酸化炭素をきれいにする装置もあるんだ!
空気を循環(じゅんかん)させて、また吸えるようにキレイにしてるの。いわば「宇宙の空気クリーニングマシーン」!


☝️ でも、ぜんぶが無限ってわけじゃない!

  • 酸素を作るには水がいるし
  • 水を作るにはエネルギー(電気)がいるし
  • 装置もいつかは壊れるかもしれない

だから、地球からの補給(ほきゅう)もとっても大事なんだよ🚀
国際宇宙ステーションには、時々ロケットが食べ物や水、空気などを運んでくるよ。


✅ まとめ!

  • 宇宙では空気がないから、酸素は持っていくか、作る!
  • 宇宙船では水から酸素を作る「電気分解」が使われてる
  • 二酸化炭素もキレイにして、空気をくり返し使ってる!
  • それでも限界はあるから、地球から補給もしてる
  • 宇宙飛行士って名前は知ってるけど知らないことばかりだよね!
  • ちょっとずつでも知っていくと自分の宇宙(知識)が広がっていってたのしいよね!

おまけ①👨‍🚀 宇宙飛行士は宇宙でなにしてるの?

① 実験(じっけん)してる!

宇宙って、ふわふわ無重力(むじゅうりょく)の世界!
だから地球ではできない不思議な実験ができるんだ!

たとえば

  • 植物は宇宙でも育つの?🌱
  • 体はどう変わる?骨や筋肉はどうなるの?🦴💪
  • たんじゅんな水の動きも、宇宙では変な形になるんだよ💧

② 修理(しゅうり)や点検(てんけん)

国際宇宙ステーション(ISS)っていう大きな「宇宙のおうち」をキレイにしたり、こわれたところを直したりするんだ🔧

③ 地球のことを見てる

地球をくるくる回りながら、写真を撮ったり、天気や地震を調べたりもするよ📸🌍

④ 毎日のくらし!

宇宙でも運動もする!(しないと筋肉がなくなっちゃう)🏋️

ごはんを食べる🍚(ふわふわしながら!)

トイレに行く🚽(特別なトイレ!)

歯みがきする

そんなのも実験のひとつとしてしているんだ!

おまけ②🕒 どれくらい宇宙にいるの?

ふつうの宇宙飛行士は、3〜6か月くらい宇宙にいるよ!

1日に地球を16回もぐるぐる回るから、朝も夜もあっという間🌅🌃🌅🌃

一番長い人だと、1年以上いた人もいるんだって!

映画で、宇宙にいる一年と地球にいる一年の時間は違うっていうのを見たことがある人いるよね!

でも、国際宇宙ステーション(ISS)にいる場合は「地球時間」と「宇宙時間」の差は0.005秒くらいで

ほぼ「地球時間」=「宇宙時間」なんだって

おもしろいよね(^ω^)

映画の世界はアインシュタインって人が見つけた「相対性理論」っていうのに基づいて考えられているから

実際にもありえる話だってことは覚えておいてね(^-^)

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