【投資を始める方必見!】タルムード小話「七匹の太った牛と七匹の痩せた牛」

お金の勉強

【ユダヤの教え】タルムードの小話!7匹の太った牛と7匹の痩せた牛

今回は、投資を始めたい人がぜひ参考にしてほしいヒントが隠れている
【ユダヤの教え】タルムードの一説!「7匹の太った牛と7匹の痩せた牛」についてお伝えしていきます。

ユダヤ人には大富豪が多いことをご存知でしょうか?

その理由には、
「タルムード」が深くかかわっているといわれています。

タルムードとは簡単に言うと、ユダヤ人が代々語り継ぐ昔ばなし風に生活上のあらゆる話を網羅した話で、お話は6部構成63編からなり

沢山お話があります。

その中でも今回は一つに絞って紹介したいと思います。

ユダヤ人は、
子供のうちからタルムードを読み聞かせ
思考の積み上げをしていきます。

とはいえ、
ユダヤ教やタルムードについて深堀したいわけではなく
日本語で書かれた「タルムード金言葉」のようなものを
参考にしていますので気軽にお読みください。

今流行りの「新NISA」を始める上で役に立つお話だと思いますので最後までお付き合いください

それでは、いってみましょう!

7匹の太った牛と7匹の痩せた牛

ある時、

エジプトのファラオが夢を見ました。

ナイル川のほとりから、
7匹の丸々と太って体格の良い牛が現れました。

その牛たちは、
ナイルに生えている植物をいつも通り食べていたのですが

その時、

ファラオが立ち去ろうとすると、
その七匹の健康極まりない太った牛の後ろから、
同じく七匹のガリガリに痩せこけ、あばら骨が見える
いかにも不健康そうな牛が現れました。

なんとその瘦せこけた牛たちは、
太った屈強な牛たちを食べてしまったのです。

ファラオはこの夢がどういったお告げなのか?

国中の預言者や臣下を集めて聞いてみるのですが

誰も分からない・・・

たまたま牢屋に閉じ込められていた
一人のヘブライ人が夢をよく当てるということで
ファラオの前に召し出されました。

このヘブライ人こそ、
後にエジプトの最高執政官になるジョゼフであります。

ジョゼフは、
時代の流れを正確に読み解いた
人類史上最初の経済学者とも言われている人物です。

ジョゼフはファラオに向かってこう言ったのです。

「エジプトにこれから七年間大豊作が訪れます。
その間は豊作に次ぐ豊作で驚くほど大量の穀物がとれ
大豊作となるでしょう。」

「しかし、その後の七年間は大飢饉が訪れます。」

「何の作物も育たず一粒の小麦も取れないほどの大飢饉です。」

「人々が大豊作のことを思い出したくても思い出せないほどの
恐ろしい大飢饉が七年間も続きます」

ファラオはジョゼフを最高責任者に任命して
七年間の大飢饉に備える対策を講じさせました。

ファラオが
「どんな対策を考えているのか」と聞くと、

ジョゼフは
「豊作の七年間に、毎年の収穫を食べつくしてしまわずに、
飢饉の七年間を乗り切るための、可能な限り貯蔵しなさい」と進言したのです。

ファラオは
その通りにして穀物を可能な限り倹約して貯蔵しました。

豊作の七年間が過ぎ、八年目に予言通りの大凶作が訪れました。

その大飢饉は、
エジプト全土を覆いつくすのみならず
全世界にまで及び七年間もの間人々を苦しめました。

そして多くの周辺諸国は大飢饉によりその富の全てを失いましたが
ジョゼフの進言を取り入れたファラオのエジプトだけは
蓄えていた穀物で長き受難を乗り越えられたのです。

この話から学べること

このお話のポイントを
私の主観で解説したいと思います。

いつか来るかもしれない不運に備える心が必要

7匹の太った牛は、
油断をして周りに余りある植物を食べていたため
危機感も忘れ、豊かな日々を送るうちに「自分に不運が起きるはずもない」と思っていたでしょう。

その結果、痩せた貪欲な牛に食べられてしまいました。

平凡な暮らしの中にも
何が起こるかわからないという
危機感を持ち続けろと言わんばかりの
忠告なのかもしれませんね

調子がいい時はいつまでも続かない

7年間の大豊作も、
いつまでも続かないということですね

日本のバブル経済の崩壊も

アメリカのリーマンショックだって
いつだって「調子の良い時」に終わりが来ます。

良い時はついつい調子に乗ってしまうのが人間です。

自分はこんなに調子がいいから、「自分は一生、調子がいいんだ」と勘違いしてしまいがちですよね

そんな時こそ、一度自分を客観的に見てみて周りからどう自分が写っているか「俯瞰(フカン)」してみて見ると良いですね!

そこに気付きがあり、自分をうまくコントロールするためのヒントがあるかもしれません

人の話は素直に受け止める

ファラオは、
牢人である人間「ジョセフ」の話を馬鹿にせず
ちゃんと向き合って言うことを聞きました。

お金に困っていない王様がです。

それほどの力をもった王様がなぜ牢屋に閉じ込められていた男の話を素直に聞き入れられたのでしょう?

「人の話を素直に聞き入れること」の重要さも示しているそんなお話です。

そして、王様は「裕福がゆえに臆病だった」のかもしれません。

長い富を継続させるには「臆病さ」も大事な要素と言えるかもしれませんね

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追伸:

ユダヤは、
「豊かさの次には必ず大貧困が襲ってくる」と言っていますが
「貧困の次に豊かさが来るとは限らない」といっています。

たしかに、そうですよね

絶対に来る「貧困」と「豊かさ」がわかっているのなら

そんなに対処しやすいことはないですもんね

わからないからこそ、不測自体を最大限に想定して

その「不測自体」を「想定の範囲内」にできるかが一番のポイントかもしれません。

まとめ

今回は、
【ユダヤの教え】タルムードの一説!「7匹の太った牛と7匹の痩せた牛
について話してきました。

いかがでしたか?

これから「新NISA」で投資を始めようという方は、調子が良い時は、順調に増え続ける自分の口座残高を見てほほ笑むのはいいのですが

投資というのは世界の出来事と連動しますので

日本が「バブル崩壊」したように

アメリカが「リーマンショック」があったように

「調子の良い時期」と「調子の悪い時期」を繰り返しますので

「良い時」こそ「悪い時」に備えて心の準備と経済的準備を備えておく必要があるという事がわかりましたよね

最後に

【7匹の太った牛と7匹の痩せた牛】

  • いつか来るかもしれない不運に備える心が必要
  • 調子がいい時はいつまでも続かない
  • 人の話は素直に受け止める

わたしたち日本人もタルムードをもっと早くに知っていたら?
全く違った人生になっていたかもしれません。

今日知ったというあなたは、これから自分の子供やいろんな人に伝えれば

ユダヤ人のように豊かな生活ができるようになるかもしれません

ぜひ、周りの人にもこの話を伝えてもらえればなと思います!

今回はここまで!

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