【不安】結局年金はいくらもらえるの?

お金の勉強

「自分は一体いくら年金をもらえるんだろう・・・?」

と一度は考えたことありますよね?

「まだまだ先の未来だし、まだまだ気にしなくて大丈夫だよね!」

と考えることから逃げていませんか?

ニュースやSNSで「老後2,000万円問題」という言葉を耳にしても、
実際にフリーランス・会社員・公務員など立場によって
もらえる年金の金額は大きく違います。

「将来が不安だ・・・」

その不安の原因は「知らないから」発生する不安感です。

この記事では、
✅ フリーランス
✅ 会社員
✅ 公務員
✅ 夫婦(専業主婦含む)

✅ 夫婦(パート主婦含む)
の5パターンを、
「18歳から働いた場合」と「22歳から働いた場合」に分けて、
わかりやすく一覧で比較してみました。

「ざっくりでいいから全体感をつかみたい」
そんな方にピッタリの内容です。
ぜひあなたの将来設計の参考にしてみてください。

年金をもらえるのは何歳から?

一般に年金は65歳から受給できます。(2025年現在)

※その他にも、「繰上げ受給」や「繰下げ受給」があります。が

今回は簡単に話すので、説明を省略します。

詳しくはこちらを参考に→参照「日本年金機構」

年金受給額の目安(2025年版)

フリーランス(国民年金のみ)

働き始め加入年数年金額(概算)月額換算
18歳〜約47年約78万円/年約6.5万円/月
22歳〜約43年約71万円/年約5.9万円/月

※老齢基礎年金のみ(満額78万円)。
※未納・免除期間があると減額。


会社員(厚生年金+基礎年金)

働き始め加入年数年金額(概算)月額換算
18歳〜約47年約190〜210万円/年約15〜17万円/月
22歳〜約43年約170〜190万円/年約14〜16万円/月

※平均年収500万円前後を想定。
※企業規模やボーナス、出世で変動。


公務員(厚生年金+共済年金相当)

働き始め加入年数年金額(概算)月額換算
18歳〜約47年約200〜220万円/年約16〜18万円/月
22歳〜約43年約180〜200万円/年約15〜17万円/月

※安定した昇給と共済年金部分により会社員よりやや高め。


夫婦合算の例(専業主婦+会社員/公務員)

働き始めモデルケース年金額(概算)月額換算
18歳〜夫(会社員)+妻(専業主婦)約260万円/年約21〜22万円/月
22歳〜夫(会社員)+妻(専業主婦)約240万円/年約20万円/月

※妻が国民年金第3号被保険者(保険料免除)で、基礎年金を受給。

夫婦合算の例(パート+会社員/公務員)

  • 夫:会社員(平均年収500万円)
  • 妻:パート・フリーランス(年収250万円前後)
  • 共働き期間:30〜40年想定
  • 妻も自分の収入から国民年金(+一部厚生年金または国民年金のみ)を納付

もらえる年金の目安(共働き夫婦)

働き始め夫の年金額妻の年金額合計年金(世帯)月額換算
18歳〜約190万円/年約90万円/年約280万円/年約23万円/月
22歳〜約175万円/年約80万円/年約255万円/年約21万円/月

🔸 妻が厚生年金のある職場(勤務先パートなど)に勤めている場合、上記より+5〜10万円/年ほど増える可能性があります。
🔸 妻がフリーランスの場合は、基礎年金のみで月6万円前後が上限。


まとめ早見表

区分月額目安(18歳〜)月額目安(22歳〜)
フリーランス約6.5万円約5.9万円
会社員約15〜17万円約14〜16万円
公務員約16〜18万円約15〜17万円
夫婦(会社員+専業主婦)約21〜22万円約20万円
夫婦(会社員+パート)約23万円約21万円

老後の生活に足りる額なのか?

みなさんの想像した金額が貰えているだろうか?

「今の生活レベルを振り返ってみたらこんな金額で足りるとは到底思えません。」

その気持ち、激しく賛同いたします。

でも、本当にざっくりとした計算で出してみた年金受給額の一覧なので

「絶対にこの金額だ」というわけではないのでご安心を

年金受給額は、人によって異なるので一般的には計算してみないと試算できません。

なので、ネットではわかりにくく書いてあるんですね。

今回のは参考なので軽い気持ちで見て下さいね

では、年金受給額の目安がざっくりとわかった所で、じゃあ何をすればこの不安を払拭できるのか考えていきましょう。

年金だけで老後は不安!!今からできる“安心老後”の3ステップ

ステップ①:生活コストを“最適化”する

年金額が決まっている以上、まず大切なのは支出を整えること
老後の家計を軽くするには、次のようなポイントが効果的です。

  • ✅ 家賃のかからない住まいを確保(持ち家・リフォーム・田舎移住)
  • ✅ 車の維持費を見直す(必要なら軽自動車等)
  • ✅ 固定費(保険・通信・サブスク)のスリム化
  • ✅ 医療費や介護費の公的補助を把握する

支出のコントロールは「第二の収入」です。
老後の“お金の流れ”を整えることが第一歩です。


ステップ②:現役世代のうちに“老後資金”を育てる

老後のゆとりをつくるのは「貯蓄+運用」のバランス。
今のうちから少しずつでも備えることで、将来が大きく変わります。

  • つみたてNISA … 少額から長期・分散で投資できる制度。
  • iDeCo(イデコ) … 自分で積み立てる年金。60歳以降に受け取れる。(受取時が少しややこしい)
  • 副業収入 … 年金+αの“第3の柱”として今から作っておく。

少しずつでも“お金が育つ仕組み”を持っておくことが、
不安を「安心」に変えるカギです。


ステップ③:つながりと役割を持ち続ける

お金だけでなく、人とのつながりや生きがいも老後の安心には欠かせません。

  • 地域の活動・ボランティアに参加
  • 趣味や資格を活かした小さな仕事
  • 経験を若い世代に伝える活動

「社会との接点」があるだけで、心の充実度も健康寿命も変わります。
“お金+つながり”の両方を大事にしていきましょう。


まとめ:老後は“今”から準備できる

対策ポイント
💡 支出を整える固定費・住居・医療費を最適化
💰 資産を育てるiDeCo・NISA・副業で備える
🤝 つながりを持つ生きがい・社会参加で心を豊かに

老後の不安は、「知らない」から生まれます。
今のうちに、お金・生活・心の3方向から少しずつ準備しておくことで、
未来の自分に“安心”というプレゼントを贈ることができます。

老後になって焦っては遅いからこそ、今日という日がスタートのチャンス
5年後・10年後のあなたが笑顔でいられるように、
今からできることを一つずつ積み重ねていきましょう

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