
今、辛いことに立ち向かっているあなたへ。
思うようにいかない日々。
頑張っているのに、報われない感覚。
「この時間に意味はあるのだろうか」と、
ふと立ち止まってしまう夜もあるかもしれません。
でも、それはあなたが弱いからでも、
人生に失敗しているからでもありません。
映画でいちばん心をつかまれるのは、
主人公が苦しみ、迷い、それでも前を向く場面です。
今のあなたは、
まさにそのシーンを生きています。
人生とは、まだ完成していない物語。
編集途中の映画なのです。
映画には「型」がある
映画は、感覚だけで作られているわけではありません。
多くの名作には、共通する“型”があります。
それが三幕構成です。
第1幕|設定
日常と出会い。物語が動き出すきっかけ
第2幕|対立・葛藤
思い通りにいかない時間。試練と迷い
第3幕|解決
クライマックスと、その先の変化
この三幕構成は、脚本術の名著『Story(ストーリー)』で知られるロバート・マッキー氏などが提唱しており、数多くの映画やドラマの土台となっています。
そして不思議なことに、
人生も驚くほどこの構造に似ています。
いちばん苦しいのは「第2幕」

映画を思い出してください。
物語の中でいちばん苦しいのは、いつでしょうか。
それは決まって、
主人公が追い込まれ、
希望を見失いかける中盤です。
私自身、幼少期、家族の事で悩み「この辛い人生が続くくらいなら、この人生は終わらせようかな・・・」と思い悩む時代がありました。
でも、いま幸せに暮らしているのはその経験を乗り越え、自分の糧として生きているからに他なりません。
もし今あなたが、
何をしても手応えがない
正解が分からない
前に進んでいる実感がない
と感じているなら、
それは人生が失敗しているからではありません。
第2幕の真っ最中なだけなのです。
失敗の連続は「物語が進んでいる証拠」

ここで、ある偉人の言葉を紹介します。
「私は失敗したことがない。
ただ、うまくいかない方法を一万通り見つけただけだ。」
―― トーマス・エジソン(出典:ニューヨーク・タイムズ、1921年)
エジソンの人生は、
成功の連続ではありませんでした。
むしろ、
失敗と呼ばれる時間のほうが圧倒的に長い。
でも彼は、
その時間を「無駄」だとは捉えなかった。
物語が進んでいる途中だと、
理解していたのです。
何度倒れても、物語は終わらない

次の言葉は、
何度も評価を失い、何度も立ち上がった人物のものです。
「成功とは、情熱を失わずに失敗を重ねられる能力である。」
―― ウィンストン・チャーチル(出典:『The Unwritten Alliance』1956年)
チャーチルは、
英雄として語られる前、
長い間「終わった人」扱いされていました。
それでも彼は、
途中で物語を投げなかった。
続けている限り、人生は未完で終わらないということです。
ゆっくりでも、後退しなかった人
もう一人、
人生の第2幕を長く生きた人物がいます。
「私はゆっくり進む人間だが、後退することはない。」
―― エイブラハム・リンカーン(出典:リンカーン書簡集)
失敗、挫折、喪失。
リンカーンの人生も、
決して順風満帆ではありませんでした。
それでも彼は、
止まってもいい
迷ってもいい
でも、戻らないと決めていた。
物語を進めるとは、
必ずしも早く進むことではありません。
他の人から見たら遠回りでも良い。
確実に前へ進んでいるという事実は変わらないのですから
人生は「途中」では評価できない

映画は、
途中の30分だけを見て評価されません。
最後まで見て初めて、
「あの苦しい場面があったからこそ」と思えるのです。
人生も同じです。
今の不安
今の停滞
今の遠回り
それらはすべて、
まだ編集されていないシーンです。
人生の主人公は、あなた

どの幕にいても、
主人公であることは変わりません。
今が第1幕でも
第2幕でも
まだ第3幕が来ていなくても
あなたの人生のカメラは、
ずっとあなたを映しています。
人生とは、編集途中の映画である。
そしてこの映画のエンディングを決めるのは、
監督でも、脚本家でも、他の誰でもない。
あなた自身です。
今はまだ途中でも、
物語は確実に前へ進んでいます。
もしも、今あなたが人生最大の難関に差し掛かっているならば

それは、映画で言うクライマックスに入った瞬間です。
ということは?
このピンチは最高に盛り上がるクライマック!「ここから楽しくなっていくぞー!」と
人生という映画の一番楽しいポイントとなります。
かの有名なチャップリンは言っています。
「人生は近くから見れば悲劇だが、遠くから見れば喜劇だ。」―― チャールズ・チャップリン
人生は断片的に見れば辛いことだって沢山あります。
しかし、あとになってからその出来事を思い出すと「こんなこともあったよねー(笑)」
というくらいの楽しい思い出話に変身します。
映画の主人公は、何度も挫折を味わい、その度に立ち上がり困難に立ち向かっていきます。
あなたは、その主人公なのですから「人生という映画」を自分自身で楽しまなきゃ損ですよ?笑
まとめ

人生は「編集途中の映画」
- どんな困難も「第2幕」の試練。物語の中盤には意味がある。
- 偉人たちの名言に見るように、失敗は成長と変化の証。
- 映画も人生も、途中で評価せず、最後まで物語を紡ぐことが大切。
- あなたはこの物語の主人公であり、脚本家でもある。
- 今の一歩が、やがてクライマックスを創り、感動の結末へとつながっていく。
人生という名の映画は、まだ終わっていません。
編集途中の今を、大切に楽しんで生きましょう!


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