愛がないと生きられない生き物

人生論

今回は題名のお話

「愛がないと生きられない生き物」

についてお話します。

800年前に実際に行われた実話

その昔

ローマ帝国実際に行われた

恐ろしい実験の話です。

今では考えられない

医学も進歩の過程で

人体実験で

何が、どうすれば、どうなるのか、を

検証した

人の所業とは思えない実験ですので

気分を害する可能性もありますので

興味ある方だけ

読み進めてくださいね

赤ん坊に対する実験

神聖ローマ帝国 コンドル4世

ふと疑問に思ったのである。

「私たち人間は人に話しかけられることによってを覚えていく」

ならば

「言葉を教わらなかった赤ん坊はどうなるのだろう?」

その小さな疑問は

小さな命とその家族の運命を大きく変えていくのである・・・

集められた赤ん坊とその母親50組

ある日

王はその50組の親子を

城の一室に集めた

「これからここで赤ん坊を育てなさい」

と王は命じると

母親と赤ん坊には食事や住む場所など何不自由ない空間を与えた。

しかし、

ただ一つだけ条件を与えた

「愛情を与えるようなスキンシップを行ってはならない、絶対にだ、もし見つけたとしたらわかるな・・・?」

ミルクや衣食住入浴などの世話はもちろんさせる

しかし、赤ん坊がいくら笑顔を振りまいても

いろんなポーズをとっても

話しかけてもいけないし

笑いかけるのも禁止

にした

王は、

こうやって育てられた人間は

どのような言葉を話すのか

それとも動物のような訳のわからない言葉を話すのか

そのことにだけ興味を示し始めた実験だったのだ・・・

しかし、信じられない展開が待ち受けていたのである・・・

全ての赤ん坊が…

実験から一年が経つ頃・・・

50組いた赤ん坊は

一人も生存していなかった・・・

こうして実験は終了し

王は、悲惨な実験として文献書き残し

二度と行われないようにしたのだ

しかし

その100年後

同じ国の科学者のカササギという者によって

同じような実験が再び行われてしまうのである・・・

時は13世紀

再び行われようとしていたその実験は

「刺激はどのようにして発育の差になるのか」

であった。

当時のヨーロッパは捨て子が多く

教会前に捨てられることも多かったらしい

そのため

カササギは孤児となった赤ん坊を集め

2つのグループに分けて実験した

それは

スキンシップ込みでの赤ん坊の世話

ともう片方は

肌にも触れず話しかけもしない状態の世話

というものだった。

結果は想像のとおりである。

前者はすくすくと成長していった

のに対し

後者はほとんどが1年以内に死亡

成人までに生きられたものは一人もいないという・・・

この2つの実験結果から分かったことは一つ・・・

子は親のスキンシップがなければ生きることができない

しかし、なぜ赤ん坊は生きられないのか・・・

そんな疑問は解消されぬまま

時は過ぎていくのである・・・

しかし、それは20世紀に入り

あるホルモンとの

関与があげられた

その名は

オキシトシン

オキシトシンとは

今から10年ほど前から注目を集め始めた

脳内分泌物質で

「幸せホルモン」

「恋愛ホルモン」

「思いやりホルモン」

「癒しホルモン」

など数々の異名を持つホルモンでなのである。

人間はこの物質の分泌により

幸福度が上がり

ストレスや不安、恐怖心が緩和されると

されている

更には

学習意欲や記憶力

心肺機能や感染症予防の

向上があげられるすごい物質なのだ

そしてこのホルモンは

スキンシップによって

母子共に分泌されることがわかったのです。

つまり・・・

以前の実験で

赤ん坊が命を落としたのは

オキシトシン不足が

原因の一因となっていたのでは

ないかと言えるのである。

心の栄養

私たち人間は

食事などによる栄養もそうですが

精神的な栄養も欠かせないのではないか

と世界中に注目を集めたそうです。

ちなみに脳が最も成長する

0~1歳にかけてのスキンシップは

特に重要で

この時期にオキシトシンを

分泌させることで

後の分泌量にも影響してくるそうです

だからこそ

あなたの大切なお子さんにも

たくさん触れ

たくさん話しかけ

たくさん愛してあげることで

その子の幸せな未来に繋がっていくのだと思います。

あなたも知っておくべきこと

0歳児の赤ちゃんを

5分親から離すだけでも

赤ちゃんは緊張状態に陥り

体温が低下してしまう。

日本小児科医会の報告によると

約7割の母親が

スマホやテレビを見ながら

授乳をしていると言われている。

この状態では授乳する母親側に

十分なオキシトシンが

出ない可能性がある・・・

お腹を痛めて産んだ我が子・・・

これほど愛おしくて

尊い生き物がこの世に

あったのかと思ってしまうほど

子供ってかわいいですよね^^

そんな我が子が

将来幸せになってもらうためには

生まれたその日から

与えられる愛情が

その子の人生を左右してしまうかもしれません

辛い子育て

楽しい子育て

人それぞれ

その人の境遇によって

感じ方も様々です。

子育てにこれが正しいなんて

ほんとに難しいのです。

ただ一つ言えるのは・・・

愛してあげて下さい

抱きしめてあげて下さい。

話しかけてあげて下さい。

笑いかけてあげて下さい。

だってその子にとって

あなたは唯一無二の存在なのですから

もちろんパートナーがいたら

嬉しさ、楽しさも2倍

辛いことは半分にできると思います。

こうだからこうだなんて

正解はないのです

人それぞれ模索し

実行していくしかないのですが

私のこの話を見て

今後の少しの参考になれば嬉しいです。

ほんとに子供は宝です。

子育ては色々辛いのですが

子供の笑顔でその辛いのもチャラに

なっちゃいますよね^^

今は辛くても、将来はバラ色ですよ^^

子供とその未来

笑顔で迎えましょうね^^

辛い子育て共に頑張りましょう!

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