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防災グッズは「揃えなきゃと思いつつ、何から買えばいいか分からない」ものの代表です。特に子育て家庭は、大人向けの防災リストだけでは足りません。
おむつ・ミルク・子どもの薬など、避難所では手に入りにくいものこそ、家庭ごとに備える必要があります。
この記事では、子育て家庭が最低限備えるべきものを「全家庭共通の4本柱」+「年齢別の追加分」に分けて整理します。
まず押さえる:備えの4本柱
災害への備えは、次の4つに分けると抜けがなくなります。
| 柱 | 目安 | ポイント |
|---|---|---|
| ① 水 | 1人1日3L×3日分(できれば7日) | 飲用+調乳・調理用。ペットボトルで備蓄 |
| ② 食料 | 3日分〜 | 子どもが食べ慣れたものを。アレルギー対応は特に自前で |
| ③ トイレ | 1人1日5回×3日分の携帯トイレ | 断水時に最初に困るのはトイレ。詳細は下記記事 |
| ④ 情報・電源 | モバイルバッテリー、手回し/乾電池ラジオ | 停電時の情報遮断が最大のリスク |
③と④については、当ブログの「災害時、一番困るのはトイレだった」と「停電=真っ暗じゃない、情報遮断が命取り」でくわしく解説しています。
年齢別チェックリスト:子どもの分は「避難所にない前提」で
乳児(0〜1歳)
- ☐ 液体ミルク or 粉ミルク+使い捨て哺乳瓶(断水・煮沸不可を想定)
- ☐ おむつ・おしりふき(3日分=約25枚〜)
- ☐ 離乳食パウチ・スプーン
- ☐ 抱っこ紐(両手が空く避難手段として必須)
- ☐ 母子手帳のコピー・保険証の写し
幼児(2〜6歳)
- ☐ 食べ慣れたレトルト・お菓子(環境変化で食欲が落ちる子が多い)
- ☐ 携帯トイレ+着替え(トイレの失敗が増える前提で多めに)
- ☐ 靴(ガラス片対策。寝室に置くのが定石)
- ☐ 安心グッズ(小さいぬいぐるみ・絵本1冊):避難生活のストレス軽減に効果大
小学生
- ☐ 子ども用軍手・ライト(自分の身を自分で守る装備)
- ☐ 家族の連絡先カード(スマホが使えない前提。集合場所も書く)
- ☐ 常備薬・酔い止め(避難移動用)
ローリングストック:「備蓄」を特別なことにしない
備蓄が続かない最大の原因は「賞味期限切れ」です。対策は、普段食べるものを少し多めに買い、食べたら買い足すローリングストック方式に切り替えること。レトルトカレー・パックごはん・カップスープ・野菜ジュースなど、日常で消費するものなら期限切れのロスが出ません。
セットで揃えるという選択肢
ひとつずつ揃える時間がない場合は、防災セットをベースに買って、そこに「わが家の分(おむつ・ミルク・薬)」を足す方法が最短です。たとえばあかまる防災の防災セットは防災士・消防士監修の44点セットで、携帯トイレ・保存水・ライトなど上記4本柱の共通部分をまとめてカバーできます。セットはあくまで「共通部分」、子どもの分は必ず自分で追加する——これが子育て家庭の鉄則です。
置き場所:1か所にまとめない
- 玄関:持ち出し用リュック(避難する時に通る場所に置く)
- 寝室:靴・ライト・軍手(夜間の地震はここから始まる)
- キッチン・押入れ:在宅避難用の備蓄(水・食料・トイレ)
「持ち出す備え」と「家で生き延びる備え」は別物です。持ち出しリュックに全部詰めると重くて背負えなくなるので、持ち出し用は最小限、在宅用はたっぷりが原則です。
まとめ:完璧を目指さず、今週1つ買う
- 備えは水・食料・トイレ・情報の4本柱+子どもの年齢別追加分
- 子どものもの(ミルク・おむつ・薬)は避難所にない前提で自前で備える
- 続けるコツはローリングストック。特別な備蓄をやめる
- 時間がなければセット+わが家の分の追加が最短ルート
※備蓄量の目安は家族構成・住環境によって変わります。お住まいの自治体のハザードマップとあわせてご確認ください。
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