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子どもにスマホを渡す前に設定しておきたいのが、Google公式の見守りアプリ「ファミリーリンク」です。無料で、利用時間の上限・アプリの承認・居場所の確認ができます。
この記事で分かること
まず確認:子どものスマホはAndroid?iPhone?
親のスマホはどちらでも大丈夫です。全部の機能を使えるかは、子どものスマホで決まります。
| 子どものスマホ | 使える機能 | こうする |
|---|---|---|
| Android(6.0以降) | ◎ ほぼ全部 | この記事の手順で設定 |
| iPhone・iPad | △ YouTube・ChromeなどGoogleのアプリの中だけ | 利用時間・居場所・アプリの制限は、iPhoneの「スクリーンタイム」で設定 |
親がiPhoneの場合は、App Storeから親用アプリを入れます(iOS 16以降)。端末選びから迷っているなら小学生のスマホはいつから?月額費用と損しない持たせ方をどうぞ。
ファミリーリンクの設定方法【約15分】
用意するのは、親のスマホ・子どものスマホ・親のGoogleアカウントの3つです。途中で子どものスマホ側での確認が入るので、2台を並べて進めましょう。
子どものスマホをこれから用意する場合は、回線の月額も一緒に決めておくと安心です。たとえば楽天モバイルには、12歳以下の子どもの回線が割引になる「最強こども割」があります。条件や料金は変わることがあるので、申し込む前に公式サイトで確認してください。
子どものGoogleアカウントがまだない場合
- 親のスマホに「ファミリーリンク」アプリを入れ、親のGoogleアカウントでログイン
- アプリの案内に沿って、子どもの名前と生年月日を入れて子ども用アカウントを作る
- 子どものスマホの初期設定で、そのアカウントでログイン
- 子どものスマホに出る案内に沿って、親のアカウントでつなげば完了
子どものGoogleアカウントがすでにある場合
- 子どものスマホで「設定」→「Google」→「すべてのサービス」→「子供とファミリー」→「保護者による使用制限」
- 「進む」を押して子どものアカウントを選ぶ
- 親のアカウントでログインし、子どもの同意を確認すれば完了
機種によってメニューの場所が少し違います。見つからないときは、設定画面の検索で「保護者による使用制限」と入れてください。
最初に設定しておく3つ
親のアプリの下に並ぶ「利用時間」「管理」「位置情報」のタブから設定します。
| やりたいこと | 場所 |
|---|---|
| 1日の上限と、夜は使えない時間 | 「利用時間」→「1日の利用時間の上限」/「スケジュール」→「休息時間」 |
| アプリを入れるとき親の承認を必須に | 「管理」→「Google Play」→「購入とダウンロードの承認」→「すべてのコンテンツ」 |
| 居場所を見られるように | 「位置情報」→「場所を設定」→「オンにする」 |
時間の上限は、最初は少しゆるめに。いきなり厳しくすると続きません。なぜ制限するのかを先に子どもと話し、ルールは一緒に決めると揉めにくくなります。
ファミリーリンクでできること一覧
| 機能 | 内容 |
|---|---|
| 利用時間の上限 | 曜日ごとに1日の上限を決められる |
| 休息時間・スクールタイム | 夜や授業中など、時間帯で使えるアプリを絞る(Android 7以降) |
| アプリごとの制限 | アプリ単位で時間の上限・ブロック。連絡用アプリは「時間無制限」にできる |
| 購入とダウンロードの承認 | Google Playでの購入やアプリの追加に親の承認が必要 |
| 位置情報 | 子どものスマホの居場所を地図で確認 |
| Chrome・YouTubeの制限 | 見られるサイトや動画を絞る |
| ロック | ごはんや宿題の時間に、親のスマホから画面をロック |
| 利用状況の確認 | どのアプリを何分使ったか分かる |
うまくいかないとき
居場所が表示されない・古いまま
子どものスマホの電源が切れている、ネットにつながっていない、位置情報がオフ、のどれかが大半です。Wi-Fiだけのスマホは外では居場所が更新されにくいので、登下校の見守りが目的なら見守りGPS専用機も候補です。
上限を過ぎても使えるアプリがある
「時間無制限」にしたアプリは、1日の利用時間に数えられません。電話や連絡用だけになっているか見直してください。
子どものスマホがネットにつながらず、ロックを解除できない
親のアプリの左上の子どものプロフィール→「保護者のアクセスコード」に出る番号で解除できます。
13歳になったら・解除のしかた
- 13歳未満:Googleアカウントには保護者の管理が必要です。子どもが自分で管理を外すことはできません
- 13歳になったとき:Googleから親子にメールが届きます。何もしなければ、今の管理がそのまま続きます
- 13歳以上で管理をやめるとき:親のアプリの「管理」→「アカウント設定」→「管理機能について」→「管理機能を停止」。18歳未満の子が自分でやめるには、親の承認が必要です
つまり、13歳になった途端に子どもだけで外されることはありません。中学生になったら、どこまで任せるかを親子で話し合うタイミングです。
よくある質問
Q. 料金はかかりますか?
無料です。有料プランもありません。
Q. LINEやゲームも制限できますか?
子どものスマホがAndroidなら、アプリごとに時間の上限やブロックを設定できます。「LINEは30分まで」「このゲームは週末だけ」も可能です。
Q. 留守番や外遊びの見守りにも使えますか?
位置情報とロックがあるので使えます。留守番前の準備は夏休みの留守番は何歳から?準備チェックリストにまとめています。
「スマホはまだ早いけれど、外遊びのときの居場所は知りたい」という場合は、通話とGPSを腕時計型にまとめたキッズスマートウォッチという選択肢もあります。子ども向け端末を専門に扱うmyFirst Japanのような製品もあり、選び方は小学生の見守りGPSはどれがいい?で比べています。
まとめ
- 全部の機能を使えるのは、子どものスマホがAndroidのとき。iPhoneならスクリーンタイムを使う
- 設定は約15分。2台を並べて、渡す前に済ませる
- 最初は「利用時間」「購入とダウンロードの承認」「位置情報」の3つだけでOK
- 13歳になっても、18歳未満は親の承認なしに管理を外せない
渡したあとに制限を足すと「取り上げられた」と感じやすいものです。設定を済ませてから「これがセットで1つのスマホだよ」と渡すのがいちばん平和です。
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