小学生が寝ない!就寝を30分早める5つの方法|動かすのはお風呂の時間

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「もう9時だよ!」と言ってから、実際に寝るまで1時間。トイレ、水、もう1冊、明日の持ち物——次々に用事が出てきて、気づけば10時を回っている。

共働きだと、帰宅から就寝までの時間はもともと短いうえに、夕飯・風呂・宿題と詰め込むことが多くて、寝かしつけが一日の最後の難所になります。

この記事では、小学生が寝ない理由を整理したうえで、声かけを増やさずに就寝時間を前に動かす方法を解説します。

小学生に必要な睡眠時間は9〜12時間

小学生に推奨される睡眠時間は、一般に9〜12時間とされています。朝7時に起きるなら、逆算するとこうなります。

起床時刻9時間なら10時間なら
6時30分21時30分20時30分
7時00分22時00分21時00分
7時30分22時30分21時30分

現実にはここまで寝られていない家庭も多いと思います。大事なのは理想に届くことより、今より30分早くすることです。30分の違いでも、翌朝の機嫌はかなり変わります。

なぜ寝ないのか:理由は4つ

理由サイン
①体が寝る準備をしていない布団に入っても目がさえている
②終わりの合図がない「あと1回」が無限に続く
③親と離れたくない用事を作って何度も出てくる
④昼間の疲れ方が足りない夜になって元気になる

とくに③は見落とされがちです。日中ずっと離れている共働き家庭では、夜が唯一まとまって親といられる時間になります。「寝たくない」ではなく「まだ一緒にいたい」ということがあります。

就寝を30分早める5つの方法

① 逆算して「お風呂の時間」を動かす

就寝時刻を動かそうとしても、直前だけ早めるのは無理です。動かすべきは、その2時間前の行動です。

人は体温が下がるときに眠くなります。お風呂で体温を上げておくと、そこから下がる過程で自然に眠気が来ます。就寝の1〜2時間前の入浴が目安です。

「寝る時間」ではなく「風呂の時間」を30分早める。これがいちばん現実的な一手です。

② 画面を先に終わらせる

寝る直前のテレビ・ゲーム・タブレットは、目がさえて寝つきが悪くなります。

ポイントは、時間で切るともめるので区切りで終わらせること。「あと5分」ではなく「その試合が終わったら」です。詳しくはゲーム時間のルールの記事にまとめています。

読書好きの子は布団の中で読み続けるのが問題になります。「本はリビングに戻してから寝室へ」と場所で線を引くと守られやすくなります(読書好きの子あるある)。

③ 「寝る前の順番」を固定する

毎晩同じ順番を繰り返すと、体が「そろそろ寝る時間だ」と覚えます。

例:お風呂 → 明日の準備 → 歯みがき → トイレ → 本を1冊 → 電気を消す

ポイントはトイレと明日の準備を、順番の中に組み込んでおくことです。これを入れておかないと、布団に入ってから「トイレ」「ハンカチがない」で起き上がることになります。

④ 「あと1回」の回数を先に決める

本を「もう1冊」、水を「もう1回」。このやりとりが長引くのは、終わりが決まっていないからです。

最初に「今日は2冊ね」と決めておくと、交渉そのものが減ります。決めるときに本人に選ばせると、さらに守られやすくなります。

⑤ 5分だけ、しっかり一緒にいる

「まだ一緒にいたい」が理由の場合、急かすほど長引きます。

逆説的ですが、最初に5分、何もせずしっかり話を聞く時間を取るほうが、結果的に早く寝ます。家事をしながらの「うんうん」では満たされません。

この5分は、学校のことを話してくれる貴重な時間にもなります。

朝が起きられない場合

夜が遅いだけでなく、朝の光も関係しています。

  • 起きたらカーテンを開ける——光を浴びると体内時計が整い、その日の夜の眠気にもつながります
  • 朝ごはんを食べる——体を起こすスイッチになります
  • 休日も起床時刻を2時間以上ずらさない——月曜がつらくなる原因はここにあります

朝の支度が進まない場合は、切り替えの問題かもしれません(好きなことしかしない子の記事)。

よくある質問

Q. 共働きで、どうしても夕飯が遅くなります

全部を早めるのは難しいので、1つだけ前倒しすると考えてください。帰ってすぐお風呂に入れてしまう、宿題を朝に回す——順番を入れ替えるだけでも30分は動きます。夕飯を時短する方法は家事の時短の記事も参考になります。

Q. 一人で寝られるようにしたほうがいい?

急ぐ必要はありません。高学年になれば自然に一人で寝るようになる子がほとんどです。「何歳までに」という基準はないと考えてかまいません。

Q. 睡眠不足だと、どんな影響がありますか?

日中の集中力や気分の安定に影響します。「最近イライラしている」「朝から機嫌が悪い」というとき、反抗期ではなく単純に寝不足ということもあります。まず睡眠を疑ってみる価値はあります。

まとめ

  • 小学生の睡眠は9〜12時間が目安。まずは今より30分早く
  • 動かすのは就寝時刻ではなくお風呂の時間。体温が下がるときに眠くなる
  • 寝る前の順番を固定し、トイレと明日の準備を順番に組み込む
  • 「あと1回」は回数を先に決める
  • 「まだ一緒にいたい」が理由なら、最初に5分しっかり付き合うほうが早く寝る

寝かしつけは、親がいちばん疲れている時間帯にやってくる仕事です。全部を理想どおりにしようとせず、まず1つだけ順番を変えてみてください。

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